一般的な歯科
一般的に、歯周病は急激に進むケースはあまり多くないようです。
何年もかかってじわじわと進行して歯を失うレベルに達するので、40代、50代よりももっと若いときから予防の対策を講じることが求められるのです。
虫歯の範囲が小さければ、プラスチックを詰める治療でできるのです。
しかし、中で大きく広がっている場合が多いようです。
その場合は虫歯をとってから型をとり、次回、模型から詰め物を作成して装着するという2回に分けて行う治療になるのです。
詰め物の種類は保険適用内の金属と保険適応外の詰め物があるのです。
ちなみに、保険診療では一旦装着したものは2年間再製作する事が出来ないようですので、種々の理由から再度作製する場合、自費診療扱いとなってしまうのです。
プラークコントロールでは除去できないバイオフィルムを専門の器具で徹底的に除去していくのです。
バイオフィルムは歯周ポケット内に非常に頑固に付着しており、数回に分けて処置を行うのです。
ポケット内のバイオフィルムを除去する場合は、局所麻酔が必要になる事があるのです。
その場合には、同じ材質のもので作製しても1本あたり2万円前後の費用が必要なのです。
深い虫歯でも可能性があれば染色液を使用し、感染層を注意深く除去し、防御象牙質ができるのを期待し、非感染部を残し薬を入れてつめて一旦終わるのです。
その後、症状が出なければ歯髄は元気で大丈夫ということになるようです。
歯の被せた後で噛み合わせの調整をする場合、被せたものを削っていくのが基本となっているのです。
受診されている歯科医院は、基本的な治療概念に問題があると判断されるのです。
歯科医師として歯髄を残すことができたとき安堵感が押し寄せるようです。
こんなにまでして歯髄を残そうとがんばっているようです。
患者さんがこれを理解してくれるか否かですべてがかなり違ってくるのです。
噛み合わせの調整によって被せたものに多量の修正が必要な場合、それは調整の範囲を超えていて、再製作すべきものをそのままにしていると考えられるのです。
せっかく人の役に立つためにお口の中に生えてきた来た自然な歯を、出来ればいつまでも残しておきたいものなのです。
それには、何故病気になったのか、お口の環境はどうなっているのか、歯周病悪化の原因となる全身疾患の有無、などを考える必要があるのです。
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